日本とマレーシア、CO2越境輸送・貯留で連携 まずはルール整備から
エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は10月6日、経済産業省およびマレーシア国営石油会社ペトロナス社(Petronas)と、日本・マレーシアの2国間におけるCCS(CO2回収・貯留)事業実現に向けて、CO2越境輸送・貯留に関する協力覚書を署名したと発表した。
マレーシアは、石油・天然ガスのみならず、水素・燃料アンモニアといったクリーンエネルギー製造の高いポテンシャルを有する。さらに、CO2の地中貯留適地が豊富であることから、日本国内の産業界で排出されたCO2を同国へ輸送し、貯留する事業が検討されている。
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