中部電PG、系統用蓄電池の最適な制御技術確立へ 再エネ拡大に向け実証実験
中部電力パワーグリッド(愛知県名古屋市)は9月22日、再生可能エネルギーのさらなる拡大・推進に向けて、系統用蓄電池を活用して設備対策費用を低減するための実証試験を開始した。
同社の配電系統では、太陽光発電などの再生可能エネルギーの接続が増加を続けている。再エネ電源から電力系統への電力潮流が増加することで、送配電設備の送電容量の不足や、配電系統の電圧上昇による適正電圧の逸脱が発生し、停電の可能性や、需要家の電気機器の動作異常などの可能性が高まるともいわれている。そのため、送配電事業者によるこれらの影響を防止する対策工事が年々増えており、費用の増加が課題となっている。
電力潮流の変動抑制など実現へ、最適な充放電制御技術の確立目指す
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