2023年度「環境スタートアップ大賞」発表、大臣賞に気候科学専門の企業

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環境省は2月26日、将来有望な環境スタートアップを表彰する2023年度「環境スタートアップ大賞」の受賞企業を発表し、環境スタートアップ大臣賞に、気候科学ベンチャーのGaia Vision(東京都渋谷区)、環境スタートアップ事業構想賞に、昆虫の力でごみの資源化に取り組むTOMUSHI(秋田県大館市)が選ばれた。

リアルタイム洪水予測、畜産関係の廃棄物をエサ化する技術

大臣賞を受賞したGaia Visionは、気候科学を専門とする東大発のベンチャー企業。洪水シミュレーション技術などを活用し、洪水などの気候リスクを分析するWebアプリケーションやリアルタイム洪水予測するソリューションなどを提供する。

事業構想賞受賞のTOMUSHIは、「カブトムシによる廃棄物処理活用プラント」を全国で展開する。同技術は、きのこ生産後に出る廃菌床や畜産関係の廃棄物などの有機廃棄物を回収し、独自技術で特殊加工を行いエサ化するというもの。このほか、同社では、昆虫由来のたんぱく源を抽出し代替肉とする開発を進めている。

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