日産と日立、EVからの給電でエレベーターを稼働 「V2X」普及へ共創
日産自動車(神奈川県横浜市)と日立ビルシステム(東京都千代田区)は1月27日、軽の電気自動車(軽EV)「日産サクラ」(バッテリー容量20kWh)と日立標準型エレベーター「アーバンエース HF」をV2X(Vehicle to X)システムで接続し、EVからの給電でエレベーターを継続運転させる実証実験を行ったと発表した。
EVの電力を利用したエレベーターの実稼働データの計測を目的とするもの。6階建ての試験棟において、エレベーターの稼働電力をEVからの給電に切り替え、停電時に使用する低速運転モードで10時間連続往復運転を実施した。実証実験の結果、エレベーターの連続昇降回数は263回(往復)、日産サクラのバッテリー残量は100%から46%となった。日産サクラからの給電で、10時間連続でエレベーターを稼働可能であることを実証したとしている。
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