三菱総合研究所(MRI/東京都千代田区)と中部電力パワーグリッド(愛知県名古屋市)は11月11日、カーボンニュートラル実現に対応した送配電設備計画策定に必要となる、新しい地域別電力需要予測(DFES)の本格開発に着手したと発表した。
DFESは、数十年先の将来を対象に、配電線の電力供給エリア程度の地域粒度、1時間程度の時間粒度でDER導入量、電力潮流を予測する機能。今回の開発では、中部電力パワーグリッドの電力需要予測ノウハウと、MRIの送配電分野における政策・制度に関する知見および独自の予測アルゴリズムを組み合わせ、主に下記の機能について実現を目指す。