西部ガス、CO2排出量算定・可視化支援でゼロボードと連携

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西部ガス(福岡県福岡市)は6月21日、ゼロボード(東京都港区)と、低・脱炭素経営の支援強化に向けた連携協定を締結したと発表した。今後は、ゼロボードの「zeroboard」の提供を通じて、法人向けCO2排出量算定・可視化の支援、CO2削減計画およびエネルギーソリューションの提案を行う。

「zeroboard」は、温室効果ガス(GHG)排出量の算定と報告の国際基準である「GHGプロトコル」に沿って、事業活動によるサプライチェーン全体のCO2排出量を算定し可視化できる法人向けクラウドサービス。

現在、低・脱炭素社会の実現に向けた動きがグローバルに加速しており、企業は事業活動に伴うCO2排出量を削減する取り組みが求められている。

そのためにはまず、サプライチェーン全体のCO2排出量を把握し、具体的な取り組みを検討・実施する必要があるが、サプライチェーン全体のCO2排出量の算定は多くの企業にとって作業負担が重く、実行が困難であった。

こうした状況を踏まえ、今回、西部ガスは同協定を締結し、法人の低・脱炭素化を後押しする取り組みを開始した。

同社は今後も、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを実行することで、顧客や地域社会の持続的発展に貢献できるよう努めていくとしている。

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