三菱マテとエンビプロ、リチウムイオン電池からレアメタル回収 共同開発開始

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LIBリサイクルフローと共同開発領域(出所:三菱マテリアル)
LIBリサイクルフローと共同開発領域(出所:三菱マテリアル)

三菱マテリアル(東京都千代田区)とエンビプロ・ホールディングス(静岡県富士宮市)は12月2日、リチウムイオン電池(LIB)からのレアメタル回収・精製の事業化に向けて、リサイクル技術の共同開発を開始したと発表した。

2社は、エンビプロHDの100%子会社で、充電式電池のリサイクル事業を行うVOLTA(静岡県富士市)と共同で、LIBのリサイクル工程で製造されるブラックマスに含まれるリチウム、コバルト、ニッケルを回収・精製する湿式製錬技術の開発に着手した。ブラックマスは、LIBを放電・乾燥・破砕・選別することで製造されるリチウム、コバルト、ニッケルの濃縮滓をいう。

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