東京ガス、国内初・水素ステーションにAEM水電解装置導入

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(左)導入したAEM水電解装置と水素タンクの全景、(右)コンテナ内のAEM水電解装置(出所:東京ガス)
(左)導入したAEM水電解装置と水素タンクの全景、(右)コンテナ内のAEM水電解装置(出所:東京ガス)

東京ガス(東京都港区)は7月13日、「千住水素ステーション」(東京都荒川区)で、国内で初めて、AEM(Anion Exchange Membrane、陰イオン交換膜)水電解装置を使用した水素の製造・販売を開始した。

今回はEnapter(エナプター)社製のAEM水電解装置を導入し、同装置30モジュールを組み合わせ、水素製造量15Nm3/h規模とした。操作はモジュール単位で行える。単体で障害が発生した場合も設備全体の運転を継続できる冗長性を備えている。また、水素製造装置の稼働率向上のため、水素製造を夜間も行い、導入した水素タンクに1MPa未満で貯蔵する。

CO2フリー水素の製造・販売を実現

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