店頭回収したプラの資源循環を「見える化」 埼玉県・DNPらが実証

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スマートフォン等での「資源循環の見える化」イメージ(出所:埼玉県)
スマートフォン等での「資源循環の見える化」イメージ(出所:埼玉県)

埼玉県は11月4日、大日本印刷(DNP/東京都新宿区)やケーヨー(千葉県千葉市)らと連携し、プラスチック製品の資源循環を「見える化」する実証実験を行うと発表した。家庭の使用済みプラスチック製品の店頭回収から資源として再商品化するまでのトレーサビリティ(情報の管理・追跡)を確保し、効果的に発信することで、消費者のリサイクルに関する意識の醸成などにつなげる。

ケーヨーデイツー所沢中富店(埼玉県所沢市)の駐車場で回収したプラスチック資源が、再び製品になり消費者に届くまでの各工程における取引データを記録し、その情報をスマートフォン等で消費者が確認できるようにする。これにより、消費者のリサイクル製品の購買意欲の変化等を調査する。「資源循環の見える化」は、リサイクルされた製品に貼り付けられたQRコードから、スマートフォンなどで読み取ることができるようにする予定だという。

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