中部日本プラスチック、PPS樹脂原料の国内リサイクルを開始

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(左)福島工場/(右)トラックによる搬入作業の様子(出所:中部日本プラスチック)
(左)福島工場/(右)トラックによる搬入作業の様子(出所:中部日本プラスチック)

リサイクル加工・販売を手がける中部日本プラスチック(静岡県浜松市)は11月6日、PPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂のリサイクル工程に必要な加工機械を、竣工予定の福島工場に導入し、PPS樹脂原料の国内リサイクルを開始すると発表した。

リサイクルの難易度が課題

PPS樹脂は、熱可塑性樹脂で、スーパーエンプラといわれる高性能エンジニアリングプラスチックのひとつ。金属よりも軽く、耐熱性・難燃性・絶縁性など多くのメリットがあり、燃料電池車(FCV)の車体軽量化用途など自動車部品として活用されている。また今後は、自動車産業だけでなく、電子・航空宇宙産業での需要拡大も予想される。

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