環境省、プラ資源循環の実証結果公表「一括回収はCO2削減に効果あり」

環境省は6月27日、「2021年度プラスチックの資源循環に関する先進的モデル形成支援事業」で採択された6市(松本市・静岡市・京都市・亀岡市・大阪市・倉敷市)による実証事業の結果を取りまとめ公表した。
このうち、松本市は市内2地域を対象に調査を実施。プラスチック容器包装・製品の一括回収の実証、効果検証(コスト・CO2排出量の分析)などを行った。
同市は現在、容器包装は指定法人に引き渡し、製品は可燃ごみとして分類し、焼却施設である松本クリーンセンターで焼却している。今回の調査では、環境負荷がかからない効率的なリサイクルルートの検討とともに、市民に分かりやすい分別区分の設定と、製品および容器包装の分別回収の方法を検証した。