旭化成と日揮HD、マレーシアでグリーン水素製造へ 27年実証開始

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MOU調印式の様子。左から旭化成・植竹 伸子氏、Gentari・Michèle Azalbert氏、日揮HD・秋鹿 正敬氏(出所:旭化成)
MOU調印式の様子。左から旭化成・植竹 伸子氏、Gentari・Michèle Azalbert氏、日揮HD・秋鹿 正敬氏(出所:旭化成)

旭化成(東京都千代田区)と日揮ホールディングス(神奈川県横浜市)は11月15日、マレーシアの企業Gentari Hydrogen Sdn Bhdとともに、マレーシアにおいて、60MW級の電解槽を導入し、プラント運転を最適化する統合制御システムの実証を開始することを発表した。2027年の運転開始を目指す。

FEEDフェーズに移行、早ければ24年1月に開始

この取り組みは、同国におけるグリーン水素製造(年間8千トン)プロジェクトの一環として実施する。3社はすでに「アルカリ水電解システム」建設に向けたフィージビリティースタディ(FS)を完了しており、今回、次のフェーズである基本設計(FEED)を、2024年1月をめどに開始するための覚書(MOU)を締結した。

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