エミレーツ航空、100%SAFで飛行実証 中東・北アフリカで初

エミレーツ航空(アラブ首長国連邦ドバイ)は1月30日、ボーイング777-300ER型機のエンジンのうち1基に持続可能な航空燃料(SAF)を100%使用した初のテスト飛行を実施したと発表した。100%SAF燃料を使用した実証飛行は、中東・北アフリカでは初めてだという。
同機はドバイ国際空港を離陸し、ドバイの海岸線上空を1時間以上飛行した。実証飛行では、パートナー企業のGEエアロスペース、ボーイング、ハネウェル、ネステ、バイレントとともに、従来のジェット燃料の特性を再現したブレンドSAFの調達・開発を行った。混合比率において多くの化学的・物理的な燃料特性の測定を行い、ラボでの試験・検査を重ねてジェット燃料の品質を反映した混合比率にたどり着いたという。
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