キユーピー(東京都渋谷区)は12月15日、西日本最大の調味料生産拠点「キユーピー神戸工場」(兵庫県神戸市)で使用する電力を、同月から実質再エネ100%へ切り替えたと発表した。同工場は再エネ電力の導入と、燃料(蒸気)の使用で発生するCO2相当のJ-クレジット購入により、同社グループ初の実質再エネ100%で運用する「ネットゼロ工場」となった。
神戸工場では2022年2月、「オンサイトPPAモデル」による太陽光発電設備を導入。12月からは、関西電力(大阪府大阪市)の再エネメニューでの電力調達を開始。三井物産からの供給燃料(蒸気)で発生するCO2相当のJ-クレジットの購入とあわせ、実質再エネ由来100%へ切り替えることができたという。年間約3,680トンのCO2排出量が削減できる見通し。