北電NW、再エネ拡大へ「送電可能量」増加の実証試験 

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ダイナミックレーティングシステムのイメージ図(出所:北海道電力ネットワーク)
ダイナミックレーティングシステムのイメージ図(出所:北海道電力ネットワーク)

北海道電力ネットワーク(北海道札幌市)は11月29日、再生可能エネルギー電源の導入拡大のため、住友電気工業(大阪府大阪市)と共同で、送電線に流せる電気の量(送電可能量)に影響する送電線温度・電流を正確に測定する「架空送電線(送電線)ダイナミックレーティング(DLR)システム」に関する実証試験を開始したと発表した。

DLRは、鉄塔と送電線に取り付けたセンサで気象条件と送電線温度・電流を計測し、リアルタイムのデータに基づき送電可能量を設定・管理する技術だ。送電線DLRシステムの導入により、送電線設備を増強することなく送電可能量の一時的な増加を見込める。

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