鹿島、新技術で藻場再生 吸収源の海洋生態系を保全

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(画像左から)葉山町海域の海中林、葉山水域環境実験場(出所:鹿島)
(画像左から)葉山町海域の海中林、葉山水域環境実験場(出所:鹿島)

鹿島建設(東京都港区)は7月5日、全国の沿岸域で問題となっている藻場衰退の解決を目指し、各地域に生育する固有の大型海藻類を年間を通じて生産できる技術を開発したと発表した。

今回同社は、消失が危惧される地域固有の大型海藻種を保全するため、藻場が消失する前に母藻(胞子を放出できる成熟した海藻)を採取し「フリー配偶体技術」を用いて大型海藻類の種苗生産をいつでも可能にする技術を開発した。

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