北電と留萌市、ブルーカーボン事業に向けた共同研究

  • 印刷
  • 共有
屋内培養試験の様子より。(上)一般的な藻礁(コンクリート製/(下)低炭素藻礁(バイオマス燃焼灰製)(出所:北海道電力)
屋内培養試験の様子より。(上)一般的な藻礁(コンクリート製/(下)低炭素藻礁(バイオマス燃焼灰製)(出所:北海道電力)

北海道電力(北海道札幌市)と留萌市は11月9日、留萌海域でのブルーカーボン事業に向けた海草(藻)の培養技術開発に関する共同研究を開始すると発表した。同海域において、海草(藻)類の成長が促進される低炭素藻礁の実海域培養試験を行う。

低炭素藻礁に付着させる取り組み

ブルーカーボンとは、藻やマングローブ、干潟などの海洋生態系によって吸収・貯留された炭素のこと。日本の海藻生産量の7割を占める北海道は、ブルーカーボンによるCO2吸収・貯留ポテンシャルが非常に高い地域と考えられている。共同研究では、具体的に以下のような取り組みを行う。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事