EV充電サービス「GO Charge」 商用車向け先行申込を開始

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出所:GO
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GO(東京都港区)は5月9日、EV急速充電スポットの検索・予約・決済がオンラインで完結できるEV充電サービス「GO Charge」を、6月より横浜市内において商用車向けに開始すると発表した。また同日、同サービスの先行申込みの受付を開始した。

「GO Charge」は街中に設置されているEV急速充電スポットをオンラインで検索、利用できるサービス。「GO Charge」の急速充電スポットには、最短約15分程度での充電が可能な100kWの超急速充電器が設置されており、同社が調達した再エネ100%電力を充電することが可能だ。今回、同社はパートナー企業の協力によって設置する横浜市内の急速充電スポット4箇所を皮切りに、商用車向けからサービスの提供を開始する。今後は、個人向けも視野に全国で順次拡大していく予定だ。

「GO Charge」のプランは2種類

手軽な「ライトプラン」は、基本料金なしで使った分だけ支払う従量課金制(1kWh89.99円)。「スタンダードプラン」は、月額基本料金(4,180円)で従量単価が安くなる(1kWh44.00円)ため、車両の走行距離が長く充電の使用頻度が高い場合におすすめだという。

温室効果ガス削減に期待

稼働率が高い商用車などのEV化は、温室効果ガスの効果的な削減に寄与するとして期待されている。社用車のEV化が進む一方で、自社所有地内に充電器を設置できない企業も多く、運行中に立ち寄れる充電スポットの不足という課題もあるという。経済産業省は、「充電インフラの整備促進に向けた指針」で、「充電した電力量(kWh)に応じた課金(従量制課金)の広範な導入について、25年度からのサービスの実現を目指す」としている。

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