世界の化石燃料需要、30年までにピークと予測 IEA

国際エネルギー機関(IEA)は10月24日、世界のエネルギー情勢に関する報告書「World Energy Outlook 2023」を公表した。電気自動車(EV)の普及や中国を筆頭とする世界のクリーンエネルギー移行が進み、世界の化石燃料の需要が2030年までにピークに達するとの見通しだ。
報告書は、2030年までに世界のエネルギーシステムは大きく変化すると説明している。太陽光発電、風力発電、EV、ヒートポンプなどのクリーンエネルギー技術の急激な台頭は、工場や自動車から家電製品や暖房システムまで、あらゆるものの電力供給方法を再構築している最中だ。
30年までにEVは10倍、太陽光・洋上風力も急拡大
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