次世代太陽電池のエネコート社に豊田合成が出資

薄型・軽量で発電効率の高い「ペロブスカイト太陽電池」を開発する京都大学発のスタートアップ企業エネコートテクノロジーズ(京都府久御山町)は、2月24日、シリーズBラウンドの追加調達として、豊田合成(愛知県清須市)を引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。金額は非公表。
今後、材料・生産技術に関する両社の知見を掛け合わせ、共同でペロブスカイト太陽電池の実用化に向けた開発を進める。エネコートテクノロジーズは同太陽電池の適用先として、自動車産業を有望な市場の一つに位置付けている。今後の豊田合成との協業を通じて同市場への進出を模索する。将来的には、豊田合成が開発中の電子技術を活用した製品や自動車部品への適用なども検討するという。
ペロブスカイト太陽電池の量産技術開発を加速へ
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