アイリスオーヤマ、工場に自家消費型太陽光導入へ 「事業適応計画」に認定

農林水産省は4月4日、アイリスオーヤマ(宮城県仙台市)が角田工場(宮城県角田市)にパック米製造ラインを増設するとともに、自家消費型太陽光発電設備を導入してCO2排出量を削減する「事業適応計画」について、産業競争力強化法に基づく認定を行った。
計画の実施期間は2023年4月~2024年12月。計画初年度である2023年5月にはパック米製造ラインを増設し、販売量・輸出量の増加による収益の向上と新たな雇用の創出を図る。また、2024年1月に自家消費型太陽光発電設備を導入し、エネルギー起源CO2排出量とエネルギーコストの削減を図る。これらの付加価値の創出・環境への負荷低減を両立させる取り組みにより、目標年度である2024年度までに、角田工場の炭素生産性を11.36%向上させる。