日清製粉ウェルナ、製品LCA導入 サプライチェーン全体の環境負荷を評価

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日清製粉ウェルナ(東京都千代田区)は2月5日、製品の原料調達から廃棄までの製品ライフサイクルにおける環境影響の算定手法「製品ライフサイクルアセスメント(製品LCA)」を製品・施策の評価指標に導入すると発表した。

サプライチェーン全体の環境評価を見える化

LCAとは、製品やサービスが資源調達から廃棄に至るまでのライフサイクル全体において環境負荷がどれくらいあるのかを評価する手法。製品LCAでは、製品を対象に、原料調達・製造・物流・販売・廃棄までの排出量を評価する。

同社によると、製品LCAの導入により、製品ライフサイクルの各段階におけるCO2排出量を可視化し、たとえば「プラ使用量は削減できたが、製品ライフサイクル全体のCO2排出量が増加した」といった事例を防ぎ、環境配慮型製品の開発指標などに活用できるという。

また、消費者が関わる「調理・喫食」段階における環境への影響も見える化されるため、消費者とともに環境負荷の低減に取り組めるとしている。

算定例:同社スパゲッティ製品

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