新会社「北の森グリーンエナジー」、北海道バイオマス発電の事業を譲受

三洋貿易(東京都千代田区)とDNホールディングスグループの大日本ダイヤコンサルタント(同)は7月1日、下川運輸(北海道上川郡)が6月27日付で設立した「北の森グリーンエナジー」(同)に出資したこと、ならびに、北の森グリーンエナジーが、3月31日付で操業を休止した北海道バイオマスエネルギー(HBE/同)の事業譲受したことを発表した。
物価高騰により操業休止していた「北海道バイオマスエネルギー」
HBEは、三井物産と北海道電力が出資し、2017年5月に設立。2019年5月から、国産未利用材を活用した木質ペレット燃料を製造するペレット工場と木質ペレット燃料を炭化する際に発生するガスを利用して発電する木質バイオマスガス化発電事業を、日本最大級の規模(申請出力:1996.5kW)で運営していた。しかし、発電用燃料木材を含めた操業にかかわる各種物価高騰により、事業継続が困難になったことから、2024年3月31日をもって下川発電所および当別発電所の操業を休止することを発表していた。
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