GI基金で開発、CO2固定化コンクリを国交省直轄工事にて実証

経済産業省と国土交通省は9月29日、グリーンイノベーション(GI)基金事業で開発した、CO2を固定した炭酸塩を用いて製造したコンクリートを、国土交通省の直轄公共工事現場において試行的に活用する工事を実施すると発表した。
このコンクリートは、住友大阪セメント(東京都千代田区)が、GI基金事業のひとつである「CO2を用いたコンクリート等製造技術開発プロジェクト」において、「多様なカルシウム源を用いた炭酸塩化技術の確立」として技術開発にも取り組んでいるもの。