関西電力(大阪府大阪市)は2月1日、エネゲートら同社グループ4社、上新電機らパートナー企業8社の計12社と連携し、電気自動車(EV)充電ネットワークサービスの構築に向けて法人の保有する充電器をシェアリング使用する実証実験を行うと発表した。期間は2月から3月下旬まで。
実証事業では、EV充電スポットを保有するパートナー企業などから、大阪府内を中心とした既設の急速充電器と普通充電器をシェアリング用に提供してもらう。またパートナー企業に住友三井オートサービスグループからEVを貸し出す。同EVを営業車両などに利用するユーザーは、これらのEV充電スポットを事前予約を行ったうえで使用できる。同社によると、急速充電器と普通充電器を組み合わせたシェアリングの実証は全国で初めてだという。