清水建設、「脱炭素型」の地盤改良工法を開発

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溶融スラグ、バイオ炭、セメント系固化材の敷き均し状況(出所:清水建設)
溶融スラグ、バイオ炭、セメント系固化材の敷き均し状況(出所:清水建設)

清水建設(東京都中央区)は1月13日、東洋スタビ(岐阜県大野町)と共同で、地盤改良工事の改良対象地盤に溶融スラグとバイオ炭を混入することで施工に起因するCO2排出量を実質ゼロにする脱炭素型の地盤改良工法を開発したと発表した。

同工法は、高温で溶融させた焼却灰等を冷却・固化した溶融スラグを混合して粘性土の土性を改善し、製造時に多量のCO2を排出するセメント系固化材の使用量を低減させる。あわせて、固化材使用量の製造に伴うCO2排出量を、バイオ炭に吸収・固定化されたCO2量と相殺することで施工のカーボンニュートラル化を実現するというもの。

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