ネスレ日本、中距離帯での定期貨物鉄道輸送を開始 JR貨物と連携

ネスレ日本(兵庫県神戸市)は2月21日、JR貨物グループによる鉄道輸送を中距離輸送にも拡大し、静岡~大阪間における「ネスカフェ ボトルコーヒー」の定期貨物鉄道輸送を開始したと発表した。1日あたり約200トンのトラック輸送が鉄道に移行し、CO2排出量は年間約900トン削減される見込みだ。
中距離輸送開始の背景とは
ネスレ日本では、トラックから貨物鉄道や船舶などに輸送を切り替える「モーダルシフト」は長距離ほど効率的な輸送が期待できることから、これまで同行距離500km以上の長距離輸送が中心だった。
同社は今回、JR貨物グループの日本貨物鉄道(東京都渋谷区)、全国通運(東京都中央区)、日本運輸倉庫(同)と、新たな輸送網の構築に取り組み、鉄道輸送を貨物量の多い中距離輸送(走行距離200〜350kmを中心帯に想定)に拡大する。
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