1台で水素製造と発電が可能 日本特殊陶業が小型SOCシステム開発

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「リバーシブルSOCシステム」の概要(出所:日本特殊陶業)
「リバーシブルSOCシステム」の概要(出所:日本特殊陶業)

日本特殊陶業(愛知県名古屋市)は3月27日、開発中の固体酸化物形セル(SOC:Solid Oxide Cell)を使用し、セルスタック1台で水素製造と発電が可能な小型システム「リバーシブルSOCシステム」を開発したと発表した。今後は検証を行い、2025年度中の製品化を目指す。

高効率ホットモジュールにより熱を有効活用

同社のセルスタックは、電気を使って水素を生成するSOECと、水素と空気を使って電気を生み出すSOFCの動作が可能。単一のスタックで、水素製造と発電を切り替えながら利用できる。SOEC・SOFCを併設する場合と比べて、設置面積を小さくすることができる。

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