キンコーズと積水化成品、「使い捨て」展示パネル資材の再資源化で協業

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生分解性発泡体「RETONA FOAM BIO」を活用したPOPやディスプレイ資材(出所:キンコーズ・ジャパン)
生分解性発泡体「RETONA FOAM BIO」を活用したPOPやディスプレイ資材(出所:キンコーズ・ジャパン)

キンコーズ・ジャパン(東京都港区)は8月20日、積水化成品工業(大阪府大阪市)と、展示会や販促活動で使用する資材を再資源化するスキーム構築に向けた取り組みを開始したと発表した。これまで使い捨てだったPOPやディスプレイ資材に、積水化成品工業が開発したバイオマス由来の生分解性発泡体「RETONA FOAM BIO」を活用し、使用後はメタン発酵やバイオガス化などへに利用する。

実際の展示で実用性を実証

まずは、今後の事業展開に向けた実証として、7月2日から4日まで東京ビッグサイトで開催された展示会「推し活EXPO」において、キンコーズのブースで「RETONA FOAM BIO」を使用したディスプレイを展開した。両社は、会期中の印字発色や掲示状態での耐久性などについて検証を行い、素材としての実用性を確認。ディスプレイしたサンプルは、再資源化の実験にも用いられ、循環スキームの実現に貢献する。

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