ポッカサッポロ、レモン剪定枝葉で「国産レモンペーパー」 社員の名刺で活用

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(出所:サッポロホールディングス)
(出所:サッポロホールディングス)

ポッカサッポロフード&ビバレッジ(愛知県名古屋市)は6月3日、広島県大崎上島町の自社レモン圃場で発生するレモンの枝葉を1%混抄した「国産レモンペーパー」を活用し、同社社員によるアップサイクル名刺を試行的に導入すると発表した。同月5日の「世界環境デー」および環境省が提唱する「環境月間」に合わせ、6月上旬よりこの取り組みを開始する。製紙はペーパル(奈良県奈良市)との協業で行った。

自社のレモンの圃場で未利用材だった、剪定された枝葉を製紙に活用

同社は国内のレモン産地と連携を深めるため、2013年2月に広島県とパートナーシップ協定を締結。2016年4月に広島県大崎上島町とレモンの生産振興等に関する包括協定を締結しており、2019年には同町に自社果樹園を整備し、社員自らがレモンの生産に携わってきた。

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