生物多様性新枠組、実施に向けた進捗なし 課題持ち越しへ

生物多様性条約第25回科学技術助言補助機関会合(SBSTTA25)が10月19日に閉幕した。これを受け、環境省は同月27日、同会合のほか、生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)第2部再開会合などの結果を取りまとめ報告した。
国別報告書で報告される指標についての検討
2022年12月、カナダ・モントリオールで開催されたCOP15第二部において、自然との共生に向けた2030年までの新たな世界目標「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択された。
SBSTTA25では、この新枠組の実施に向けて、各ゴールやターゲットに関する取り組みの進捗を測るための指標や、進捗報告の手段として予定されているグローバルレビューに関する事項に関する議論などが行われ、今後決定する事項の勧告案などが採択された。
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