東京都は12月27日、カーボンニュートラル達成への貢献が期待できるベンチャー企業などを支援するベンチャーキャピタル(VC)ファンドを公募で選定し、同ファンドに対し、60億円を出資すると発表した。
今回選出されたファンドの名称は「脱炭素化ベンチャー支援ファンド・オブ・ファンズ投資事業有限責任組合」。同ファンドは複数の投資信託を投資対象とし、今後3年間で、少なくとも4以上の脱炭素化をテーマとしたVCファンドに出資し、より多様な脱炭素化ベンチャーの起業と成長を積極的に後押ししていく。
存続期間は15年間(2038年2月28日まで)。MCPアセット・マネジメント(東京都千代田区)が運営を行う。
同ファンドに対する評価のポイントは以下のとおり。