ごみ処理場から出るCO2を「いちご栽培」に活用 タクマなど3者が実証

  • 印刷
  • 共有
CO2調整装置(出所:町田市)
CO2調整装置(出所:町田市)

タクマ(兵庫県尼崎市)とイオンアグリ創造(千葉県千葉市)は11月13日、町田市において、ごみ処理施設で生じる燃焼ガス中のCO2を、いちご栽培に利用する実証を開始すると発表した。将来的には、一般廃棄物処理施設で生み出される電気・熱・CO2などのエネルギーを、大規模施設園芸に活用する「トリジェネレーションシステム」の実用化を目指す。

木質バイオマスで発生するCO2を有効活用

今回の実証は、町田市バイオエネルギーセンターの熱回収施設およびバイオガス化施設から出る燃焼ガスを用いて、温室にて農作物(いちご)の育成を評価(比較として工業精製された液化炭酸ガス方式も実施予定)するとともに、収穫された農作物の安全性評価を行う。

各者の役割は以下のとおり。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事