web3プロジェクトDAAAMOと日本プロ野球名球会が提携

Media-X(東京都渋谷区)が発足したweb3メディアギルド「DAAAMO」は9月11日、日本プロ野球名球会(同・中央区)とのパートナーシップを締結した。今後、中東・アフリカへの野球普及プロジェクトや、NFT(非代替性トークン)を活用した野球普及のためのTV番組制作などのプロジェクトを展開し、野球を世界、特にまだ普及の余地が残される中東に広めることを目指すという。
DAAAMOは、web3時代を日本が勝ち抜くことを目的にメディアマンが集結したDAO(分散型自立組織)として、2023年5月に発足。テレビ業界、出版業界、web業界など多様な媒体のメディアに携わる人が100人以上在籍し、情報共有やNFTプロジェクトの運営などを行っている。8月にはフジテレビジョン(東京都港区)と、NFTを活用したTV番組制作等を目的に業務提携を発表した。
日本プロ野球名球会は日本のプロ野球でプレーした選手および元選手による法人格をもった団体で、長嶋茂雄氏、王貞治氏、イチロー氏、松井秀喜氏などが所属している。
両者は提携により、「中東・アフリカへの野球普及プロジェクト」、「NFTを活用した野球普及プロジェクト」の二つを実施するとしている。それぞれの詳細は以下の通り。
中東・アフリカへの野球普及プロジェクト
野球文化普及の余地が残されている中東・アフリカへの野球普及プロジェクトとして、下記二つの取り組みを行う。
- オマーン政府のバックアップの元、スポーツアカデミー、中長期的には中東各国での野球連盟の設立
- 中東への野球普及の足掛かりとして、バッティングセンターやストラックアウトを含むアミューズメント施設の建設
NFTを活用した野球普及プロジェクト
NFTを活用した野球普及プロジェクトとして、下記二つの取り組みを実施する。
- NFTの売り上げを制作費とした、野球普及のためのTV番組の制作
- 野球界のレジェンド選手のNFT発行と、NFT保持者が参加できるプロジェクトの実施
なお、NFTの制作・販売は、web3・NFT事業を展開する、Cyber Earth Corporation(北海道函館市)が担当する。