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環境 新製品:電気加熱式高圧温水洗浄機/洲本整備機製作所

環境ビジネス編集部

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電気式の弱点「加熱力」を克服
コンパクトなエコ洗浄機

国産スチームクリーナーのパイオニア、洲本整備機製作所が、環境に優しく実用的な電気加熱式高圧温水洗浄機ESE-2を開発した。

高圧温水洗浄器の熱源は灯油が主流。一方、火を燃やさない電気式の高圧温水洗浄機は、直接的なCO2の排出がなく環境に優しいものの、灯油に比べて加熱力が弱く湯を沸かすのに時間がかかる。しかも、湯が沸いた後の使用可能時間が短い。タンクの湯をそのまま噴射するため沸き揚げ後の温度調節もできなければ、タンクの湯がなくなるまで冷水洗浄ができないなど制約があった。

電気加熱式高圧温水洗浄機

そこで約10年前に同社が開発したのが、深夜電力で経済的に湯を沸かし、蓄熱貯湯した湯と冷水を混合して噴射するユーセンだった。しかし、温水での洗浄時間は延長できたものの、深夜電力を使用するため夜しか湯沸かしできない。また、温水器が大きいため設置場所の確保が必要といった課題が残されていた。

新開発のESE-2は、タンク内に加熱室を設け、沸かした湯が水の層と混ざらない構造。電気式の弱点だった加熱力を改善した。その結果、沸きあげ時間は短縮され、湯は最小の温度損失でフロートタンク水面にセットした吸水口から加圧ポンプに送られる。冷水と温水の切り替えも短時間で可能。また、深夜電力契約の温水器を追加設置すれば、普段は経済的な深夜電力で湯を沸かし、使用量が増えた場合はいつでも本機の温水タンクで湯を沸かして温水洗浄できる。コンパクトで置き場所も選ばない、実用的で環境に優しいエコ洗浄機に仕上がった。
同社担当者は、「カーディーラーや自動車整備工場をはじめ、食品や薬品工場などでの設備やフィルター洗浄などでの活躍が期待できる」と自信をみせる。また、火気厳禁のガソリンスタンドなども視野に入れて売り込む方針。

 
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