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環境 新製品:生きた木を伐らない家具「gleam(グリーム)」/グリーニークルー

環境ビジネス編集部

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バリ島の枕木や廃材を家具として利用し、新たな命を吹き込む
日本の家にあったデザイン・サイズも魅力

環境問題に関心が高い人々の間で注目を集めている家具がある。グリーニークルーが製造販売する「生きた木を伐らない家具」gleam(グリーム)だ。

現在、バリ島に住む代表の高谷弘志氏は、バリの人々の暮らし方や自然との接し方に触れ、家具と環境という、これまであまり結びつけられることがなかった側面から環境問題にアプローチすることを決意する。

「生きた木を伐らない」というのは、家具の材料として森の生きている木を伐って使うのではなく、役目が終わった廃材を再利用しようという考え方。

生きた木を伐らない家具「gleam(グリーム)」のカタログ

「gleam(グリーム)」のカタログ


同社が使用する廃材のラインナップは3種類。カリマンタン島で150年使われた枕木は、堅牢なアイアンウッドで、ダークブラウンの落ち着いた雰囲気の家具になる。ジャワ島の古民家の廃材はチーク材で、ペンキのあとが素朴な雰囲気をかもしだす。そして、インド洋でカヌーとして使われていたチーク材は頑丈で、あえて使われていた当時の色や傷をそのまま残した個性的な家具に生まれ変わる。素材は古いものばかりで、30年ほど前の木から、中には150年前の木もある。廃材に刻み込まれた歴史も、人工的には生み出せない味わいとなる。

これらの廃材はバリ島やジャワ島の職人たちの手により、家具としての新たな命が吹き込まれる。現地での生産だが、日本の家庭に合わせた使いやすいサイズやデザインとなっている。

同社は今後、環境イベントなどに積極的に参加して認知度を高めていく方針。また、現地の人々とのネットワークを強化して、アジアから世界へと情報発信するため、新商品の開発に取り組む。

 
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