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環境 新製品:太陽電池モジュールテスター/デンケン

環境ビジネス編集部

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パネルの大きさを選ばず、結晶系や薄膜系に対応
低価格のモジュールテストシステム

半導体装置などの開発・製造を手がけるデンケンが、太陽電池モジュールテスターを発売した。

太陽電池モジュールテスター

太陽電池モジュールテスター


新開発の太陽電池モジュールテスターは、太陽光パネル(モジュール)に模擬太陽光源(ソーラーシミュレーター)を照射したときの電流と電圧値を測定、モジュールの発電効率を検査する。ソーラーシミュレーターの照射面積は2.0×1.2mと広く、国内で流通しているほとんどのパネルに対応可能。照射パルス時間を0.01秒から0.1秒まで設定可能にしたことで、現在主流の結晶系太陽電池はもちろん、電気的応答性が遅い薄膜系太陽電池でも測定可能になった。

太陽光や風力などの再生可能エネルギーは、地球温暖化問題の切り札として普及や技術開発が急がれている。デンケンでは2008年に結晶系太陽電池セルの特性検査を行う「太陽電池セルテスター」を開発し、太陽電池関連事業に本格参入した。セルテスターの販売を行う中で、太陽電池モジュールテスターへの顧客の要望が多かったことから、今回の開発・販売に至った。

太陽光モジュールテスターの価格は約2000万円。国内の一般的なモジュールテスターが3000万円前後で販売されているのに比べると、かなりの低価格。同社はこれまで、「ソーラーシミュレーター」「IVテスター」「セルソーター」を組み合わせた太陽電池セルテストシステムを開発してきた。今回のモジュールテスターの開発により製品ラインナップはさらに充実、総合的なテストシステムとして顧客に売り込み、販売拡大を狙う。この1月には韓国メーカーに出荷した。同社では、初年度に国内外で20台の販売を計画している。

 
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