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環境 新製品:太陽電池一体型外壁パネル/ノザワ

環境ビジネス編集部

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設置架台要らずで、外壁の施工のみ
屋根だけでなく壁でも太陽光発電が可能に

ノザワは、習志野化工と共同で太陽電池一体型外壁パネルを開発した。

新開発の太陽電池パネルは、押出成形セメント板「アスロック」の両端にスリットを設け、富士電機システムズ社製のフィルム型アモルファス太陽電池「FWAVE」を組み込んだもの。アスロックは、外壁材やルーバー材として広く使用されているノザワの製品。そのアスロックと太陽電池が一体化しているので、従来の太陽光発電システムのように設置架台を必要とせず、外壁の施工を行うだけで太陽電池モジュールを設置できる。

太陽電池一体型外壁パネル

太陽電池一体型外壁パネル
(展示会での様子)



折しも改正省エネ法が施行され、企業はさまざまな省エネ対策を懸命に講じている。太陽光発電の需要も今後は右肩上がりとなることが予想される。壁面の太陽電池は、屋根に比べると発電効率は落ちるが、中高層ビルなど、屋上の設置スペースが限られている場合でも、太陽光発電を可能にするというメリットがある。今まで太陽光発電システムの設置を諦めていた企業も、このパネルを用いれば簡単に太陽電池モジュールを設置することができる。

アスロック専用パネルは総厚80mm×幅590mmで、長さが1990mmと3800mmの2種類。公称最大発電量は、1990mmが55W、3800mmが110W。太陽電池モジュールは将来的に取替えができ、専用配線ボックスによって配線のメンテナンスを外部から行うことができる。専用配線ボックスは外壁との意匠性や水密性能を考慮した形状・仕上げとなっている。

ノザワでは現在、7月の太陽電池一体型外壁パネル発売に向け、最後の調整を行っている。

 
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