環境 新製品:折りたたみコンテナ「エコビズボックス」/エコビズ

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プラスチック製より軽く、約200回使える布製折りたたみコンテナ
輸送時のコスト削減・エコに貢献

流通業界で輸送に使われる、梱包用のダンボールやプラスチック製折りたたみコンテナに代わる新しいコンテナが誕生した。

梱包資材メーカーのエコビズが開発した「エコビズボックス」は、樹脂製の芯材をポリエステルの布地で覆った折りたたみコンテナ。軽量でコンパクトに折りたためる上、繰り返し使用できる強度を持つ、新しいタイプのコンテナボックスだ。

新製品開発のきっかけとなったのは、プラスチック製折りたたみコンテナを商品輸送に使用している企業から「夏場、プラスチックコンテナのプラスチックが溶け出して商品に付着するので困っている」という相談を受けたことだった。また、ダンボール箱を使用している企業からは、ダンボールのコストを削減したいという相談も受けていた。もともと同社は、ポリエステル製の荷崩れ防止ベルトの製造販売が本業。その技術を活かして布地で作れば、夏場でも溶けずに、またダンボールの代わりに使用できるようなコンテナボックスができるのではないかと考えた。

その結果誕生したのが、布製折りたたみコンテナ「エコビズボックス」だ。重量はプラスチック製折りたたみコンテナより6割程度も軽く、作業効率が高まる。1箱につき50kgまで梱包可能で、積載時は5段重ねまで対応。不使用時には折りたたんで従来のコンテナより薄く収納できる。布地部分には撥水加工を施しているため、ダンボールのように、浸水や紙粉の発生、日焼け、虫食いなどの心配もない。また、200回程度繰り返し使用できるので、ダンボールの使い捨てに比べてコストは約1/9に。物流コストの削減や輸送中の環境負荷低減にもつながる。

価格は、75リットル用が1箱あたり3,150円(税込)。オプションでサイズや色の指定、ロゴの印刷、伝票用ポケットなどをつけることも可能だ。本格的な市場参入は今年4月ごろになる見込みだが、製造業、倉庫、運送会社など、すでに多数の引き合いがきている。エコビズでは、ダンボールやプラスチック製折りたたみコンテナからの置き換えを狙い、年間5万個の「エコビズボックス」の販売を目指す。

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