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環境 新製品:新型エコキュート/長府製作所

環境ビジネス編集部

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業界最小のスリムタイプエコキュート
300kpaの高圧パワーで、シャワーの勢いもアップ

長府製作所が新型エコキュート7シリーズ全21機種を発表、この4月から順次新型機種の販売を始めている。

エコキュートは、ヒートポンプで従来冷媒として使われてきたフロンの代わりに、自然冷媒CO2を採用したオゾン破壊係数ゼロの給湯機。また、従来のようなヒーターを使わずに大気の熱でお湯をわかすので、CO2排出量をゼロにすることができる。国や自治体が補助金制度を設定して設置を推奨しており、オール電化と組み合わせて夜間電力を利用すれば大幅に光熱費を節約できるため、着実に普及が進んでいるようだ。

新型エコキュート(スリムタイプ)

新型エコキュート(スリムタイプ)


長府製作所が発売した新型エコキュートは、設置面積を同社の従来スリムタイプよりさらに6%コンパクト化して0.353m2と業界最小に(※1)。幅の狭いスペースにも対応できる薄型タイプもラインナップしている。

気になる節電効果については、同社の試算によると、深夜電力を上手に利用すれば1カ月の電気代は平均約1,200円。年間の給湯費は都市ガス給湯器の約5分の1に抑えられる(※2)。

光熱費を抑えることができても、エコキュートはガスに比べてシャワーの勢いが弱いのが難点、と言う意見を耳にすることがある。とくに2階や3階に浴室があるような場合の水圧減少をいかに防ぐか、各メーカーとも技術開発に凌ぎを削っているところだ。長府製作所では、新型エコキュートの高圧パワー給湯フルオートタイプを開発。減圧設定圧力300kpaで3階の浴室でも勢いのあるシャワーを実現した。勢いよくお湯が出るので、バスタブにお湯をはる時間も短縮できる。

節約に大きく貢献する機能がリモコンにも付与されている。それはナビ表示機能だ。ナビスイッチを押すだけで、その日の使用可能湯量や給湯使用量が表示される。給湯使用量は、週、月、年の使用状況をそれぞれグラフ表示してくれる。1年のうち、どのシーズンの使用量が多いから気をつけようとか、今月は先月よりも節約できているというように、実際に省エネ効果を目で見ることができるので、楽しみながら省エネに励むことができそうだ。

※1:平成22年2月現在、370Lクラスにおいて。
※2:東京電力管内で計算。試算時より多くの湯を使用した場合や給水温度、外気温度等で変動あり。

 
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