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環境 新製品:折板屋根向け外断熱・遮熱工法「ルーフシェード」/日本ワイドクロス

環境ビジネス編集部

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「ゴールド・エコテック」を受章し、大阪府も認める環境技術
夏場高温になりやすい折板屋根をシートで覆い、冷房コストを削減

折板屋根向け外断熱・遮熱工法「ルーフシェード」
折板屋根向け外断熱・遮熱工法「ルーフシェード」

日本ワイドクロスは、金属製折板屋根向け遮熱シート「ルーフシェード」を開発した。

金属製折板屋根は強度が高く施工が簡単なため、工場倉庫などの大型施設で多く採用されている。しかし、直射日光による灼熱温の影響を受けやすく、夏場は屋根の上の温度が60℃以上もの高温になる。そのため、気温の高い夏場には空調設備をフル回転させなければならず、電気代がかかるのはもちろん、CO2排出の大きな原因となっている。この問題の解決策として、折板の二重構造、遮熱塗装、散水、屋上緑化、太陽光発電パネルの設置などが一般的に行われているが、高い初期工費や長い施工期間が普及拡大への課題となっている。

新開発の「ルーフシェード」は、ポリエチレン製の高遮光率メッシュシートの表面に、高反射性と高断熱性を持ったステンレス薄膜加工を施した特殊シート。遮熱性・耐候性・制電性に優れているのが特徴だ。シートがメッシュ状で、かつ折板屋根との間に空間があるため、通風性が良く、夏場の室温が急激に上昇するのを抑制する。同社の実証試験では、夏場の冷房コストを4割も削減できた。

施工方法は、シートで折板屋根を覆うだけ。部分補修も簡単に行える。価格は設計単価で1m2あたり約5千円。500m2程度の屋根ならわずか1日で施工できる。従来の対策に比べ、コストと工期の大幅な削減を実現した。

同社では昨年夏から「ルーフシェード」の試験販売を実施、約半年で1億円を売り上げた。ユーザーからは、室温上昇を抑える高い断熱・遮熱効果と、短い施工期間、初期コストやランニングコストの安さで高い評価を得ている。さらに今年2月には、大阪府が「大阪発」の特に優れた地球温暖化・ヒートアイランド対策の先進的環境技術・製品に与える称号「ゴールド・エコテック」を受章、「ルーフシェード」の高い技術が公でも認められた。

 
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