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環境 新製品:風力・太陽光ハイブリッド多目的街路灯「M-POLE」/エムリンク

環境ビジネス編集部

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風力・太陽光を効率よく利用できる省エネ型街路灯
独自の省エネ・高出力型モータ採用で、微風でも発電可能

エムリンクは、風力発電機/太陽光パネルハイブリッド多目的街路灯「M-POLE」を開発した。

エムリンクは、携帯電話用の振動モータやカメラモジュールのオートフォーカスリニアモータなど、小型精密モータで世界的なシェアを誇るシコーの発電機開発部門が独立して設立された企業。同社が開発したコアレスモータ(CPモータ)は、独自技術で薄い銅版を加工して素材のマグネット機能を高め、コイルの巻き方を工夫しているのが特徴。軽量で放熱性がよく、モータが微細に脈動するコギングがないため、モータが効率よく回転する。少ない消費電力で高出力が可能なモータとして定評がある。

風力・太陽光ハイブリッド多目的街路灯「M-POLE」

風力・太陽光ハイブリッド
多目的街路灯「M-POLE」


今回開発した風力発電機/太陽光パネルのハイブリッド多目的街路灯「M-POLE」は、エネルギー効率が高い単結晶シリコン型40W太陽電池パネルと、180Wクラスの風力発電機を搭載した、2本立てのハイブリッド発電システム。ハイブリッド式なので、天候に影響されやすい自然エネルギーを逃さず電気エネルギーに変換して蓄え、安定して活用できる。

風力発電機のプロペラは、独自開発したハイパフォーマンス・3次元翼形の3枚羽プロペラを採用。このプロペラは、効率よく風を捉えて発電機を駆動するとともに、プロペラの風切音が少なく静音性が高いのが特徴だ。さらに、発電機には同社のCPモータ300Wタイプを採用しているので、微風でもよく回転し、効率よく発電する(1m/sより起動)。

街路灯には26Wの高輝度LEDライトを採用し、低環境負荷と明るさを確保。足元にもLED足元灯を設けて防犯効果を高めた。さらに、スポットライトや防犯カメラ、ネオンサイン、LED情報ボードなどのオプションもある。

「M-POLE」は、専用コントローラによって制御されている。コントローラは、ライトの自動点灯や消灯をはじめ、風力発電機に加わる風力を監視して、許容範囲を超えた場合は自動的に停止させるなどの安全対策も行う。

多くの機能を備えた「M-POLE」だが、シコーの上海工場で生産することで1基100万円以下の低価格に抑えた。エムリンクでは、自治体や学校などを中心に売り込んでいく方針だ。

 
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