環境 新製品:太陽電池充放電コントローラー「Solar Amp mini」/電菱

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欧米系メーカー品が主流の中、国産・高品質な製品が登場!
自己消費電流が世界最小の1mA未満と高効率

欧米系メーカーが高い実績を誇っている独立型システムの太陽電池充放電コントローラー界に、強烈な国産の新製品が誕生した。

電菱が発売した「Solar Amp mini」は、自己消費電流を世界最小の1mA未満に抑えた太陽電池コントローラーだ。欧米系メーカー品を越える品質と性能を実現させるべく、回路・部品・アルゴリズムの再考を重ねて開発した。

太陽電池充放電コントローラー「Solar Amp mini」

太陽電池充放電コントローラー「Solar Amp mini」



独立型太陽電池システムは、商用電力を得られないため、各機器の消費電力をいかに低減できるかが重要になる。新製品は自己消費電流が小さく高効率なので、発生した電力を最大限に活かすことができる。そのため、システムの長期安定化を促し、長く使えば使うほどメリットが大きくなるのが特徴だ。自己消費電流が小さいので、コントローラー自身が熱を発することはほとんどないという。また、過放電バッテリーへの回復充電機能を搭載しており、万が一、過放電した場合でも、バッテリーを回復させてシステムを通常復帰させることができる。

「Solar Amp mini」は、わずかな太陽光でも動作して充電を開始できるので、山奥など簡単に立ち入れないような場所で大いにその役目を発揮できそうだ。

電菱では、顧客に価格面でも十分なメリットを感じてもらえるようにしようと、部品点数を大幅に削減して低コスト化を実現。部品点数を減らしたことで、高性能でありながら壊れにくい製品に仕上がった。同社は、初年度販売目標として国内で2~5千台、海外で2~5万台を掲げている。

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