環境 新製品:業務用小型エコキュート「CHP-460U」/日本イトミック

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小~中規模の飲食店や小売店・チェーン店に最適!
夏の節電に効果がある、コンパクト・低コストの業務用エコキュート

業務用小型エコキュート「CHP-460U」 日本イトミックは、2011年7月1日に低コストの業務用小型エコキュート「CHP-460U」を発売する。これまで同社の業務用エコキュートは、加熱能力26kWの中型製品と65kWの大型製品をラインナップしてきた。更に同社には、中小規模向けの製品を望む声も多数寄せられており、その要望に応える形で、今回の新型の発売に至った。

CO2を冷媒とするエコキュートは環境に優しい次世代給湯機として注目されているが、導入のネックとなるのが価格。だが、「シンプル機能=シンプル価格」をコンセプトに開発された「CHP-460U」は機器の機能をシンプルにすることで、プロユースに応える高い性能を保ったまま価格を抑えることに成功した。

同商品の消費エネルギーは一般の給湯器の1/4ほど。電源は3相200Vなので、日中長時間稼動させてもランニングコストを低く抑えることができる。電力需要の低い夜間も運転するので、昼間の電力負荷の平準化(ピークシフト)にもつながり、電力不足が予想されるこの夏はいっそう注目が集まりそうだ。

熱源機は2段圧縮ロータリーCO2コンプレッサーを搭載。冷媒を2段階で圧縮するため、通常の1段階で圧縮するタイプよりも機器や部品にかかる負荷を軽減できる。給湯能力は、標準の12kWのほか、エネルギー消費を抑えたい夏季などに適した9kWに設定変更も対応可能。

貯湯タンクユニットの容量は460L。本体はコンパクトで設置場所を選ばない。毎日お湯を大量に使用する小~中規模の飲食店や小売・チェーン店舗などにピッタリなエコキュートに仕上がっている。

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