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畜産廃棄物でバイオガス(1) 5.5年で黒字転換のモデル

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KB Wong & Brothers社は、マレーシア国内でも最大クラスの養豚場を所有する企業だ。ペナン州本土側のヴァルドル村から少し離れた場所に、一族で経営する同社はおよそ14,000頭もの豚を飼育している。

2012年7月以来、この広大な養豚場は廃棄物エネルギーの実証実験プロジェクトの対象となっている。このプロジェクトで使用する嫌気性消化システムは、畜産廃棄物からバイオガスを生産し、自家消費電力をまかなうガス発電機での利用や、販売用タンクへの貯蔵を可能とする。

Sustainable Biofuels Malaysia(SBM)社 テ・ユンダ氏

Sustainable Biofuels Malaysia(SBM)社が手掛けるこのプロジェクトの責任者、テ・ユンダ氏によると、このバイオガス精製プラントは約300kgの廃棄物から、1日に約15立方メートルのバイオガスを生産する。さらに、発酵過程で残った1立方メートルほどの残留物は、有機肥料として有価値なものとなる。

KB Wong社の養豚場に設置されたこのシステムが実証する計画は次の通り。

バイオガスは燃やしても二酸化炭素と水になり、有害物質を発生させないメタンが主要成分。ガスを発電機に利用した場合、1日に12~14kWhの電力を生み出し、小さめの一般住宅が必要とするエアコンの平均的電力をまかなうことができる。また、約15時間分の調理用ガスとしてもそのまま使用できる。

決断

システム運用期間は5か月間あり、本稿執筆時点(記事公開は2013年1月9日)では、既に最終週の段階だ。2週間ほど前、SBM社はこのプロジェクトのさらなるバージョンアップを養豚場所有者のウォン氏に提案した。

(※全文:1,802文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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