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印刷工場を変革する省エネ方法

昇寿堂・深川工場

昇寿堂・深川工場

オフセット印刷の専門家や経営者が昇寿堂の深川工場を見たら、にわかには信じられない気分になるかもしれない。なぜなら印刷用のUV(紫外線)乾燥装置があまりにコンパクトだからである。その仕様を聞いてさらに驚くはずだ。昇寿堂の社長、瀬戸良教氏が言った。

「UVランプの出力は1灯2~3kWです。印刷用紙とランプの距離は1センチから1.5センチぐらいしか離れていない」この数値はこの業界の常識ではありえない。なぜなら、オフセット印刷で使う乾燥用UVランプは出力が1灯当たり8kW、10kWが普通だからである。

それより70%も小さいのだ。これでインキを乾燥できるのかと、普通は疑問に思う。しかし、その常識を覆す装置がそこにあるのだ。UVランプのメーカーである東通研と瀬戸氏が共同で開発したUV乾燥装置である。

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この記事の著者

武末 髙裕(たけすえ・たかひろ)
技術ジャーナリスト。とくに、企業における環境技術経営の体系化を推進している。著書に『新・環境技術で生き残る1000企業』『ロングセラー技術のつくり方』(ウェッジ社)など多数。

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