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太陽光で発電する「透明な紙」

環境ビジネス編集部

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基板の材料に紙を使った「太陽光発電する紙」が開発された。軽くて折り畳めるだけでなく、原料や製造プロセスの環境負荷の低さが特徴だ。身近な電子デバイスの基板が紙に代わる真の低炭素社会の実現を目指した研究が続けられている。

太陽光発電する紙

「太陽光発電する紙」。ガラスの代わりに、木材パルプから取り出した超微細(15nm)なセルロースナノファイバーから作った「透明な紙」を使う。その上に極細の銀ナノワイヤを塗布して電気の流れる透明な導電膜を作り、発電層(有機太陽電子素子)を搭載した構造だ

2012年10月に「太陽光発電する紙」の開発を発表したのは、大阪大学産業科学研究所の能木雅也准教授、辛川誠助教授らの研究グループ。

現在の多くの電子機器は、重くて堅いガラス基板の上に部品が搭載されていて、曲げることができない。また、それらは化石材料や希少な鉱物を使い、高温・真空処理など環境負荷の高いプロセスで製造されているのが現状だ。

そこで「軽くてしなやかな基板の上に、環境に優しく、低エネルギーで次世代の電子機器を製造することを目指して2011年から研究を始め、その研究の成果の一つが、太陽光で発電する紙なのです」(能木准教授)。

(※全文:2,021文字 画像:あり 参考リンク:なし)

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