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農業はもともと作物とエネルギーを供給する仕事だった ― 考案者の長島彬氏に聞く(後篇)

環境ビジネス編集部

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農業と太陽光発電を両立させるソーラーシェアリング。その考案者であるCHO研究所の長島彬氏はこの10年余り、一貫してその普及に向け、尽力してきた。その熱意がみのり、今年3月末、農林水産省から支柱部分のみの一時転用を許可するとの指針が出され、ソーラーシェアリングが事実上、認可されるかたちになった。長島氏にソーラーシェアリングを考案するに至った経緯や、今後の普及への道筋を聞いた。

前回の続きから)

――ところが、認可された一時転用の手続きがスムーズに進んでいないと聞きます。

長島 農水省もソーラーシェアリングをこれからの農業振興に欠かせない技術だと認識しています。ではなぜ農水省が、支柱部分を一時転用することや、単収が「2割以上」減少しないことなどの条件を付けているのかといいうと、形ばかりのソーラーシェアリングを防ぐためです。

なぜなら、いま、コメであれば実質、反収6万5000円ぐらいにしかならないが、太陽光発電の売電なら買取価格が38円/kWhでだいたい1反(約1000平方メートル)あたり年160万円、20円/kWhでも80万円になります。そうすると耕作の方は形だけで手間をかけないということになりかねない。

(※全文:2,183文字 画像:なし 参考リンク:なし)

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