日本を取り巻くエネルギー供給構成の変化と課題

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原子力発電所が停止した結果、火力発電をフル稼働することが必要となったことから、石油、天然ガスの輸入が拡大している。電源として海外からの化石燃料に依存する割合は、震災前(2010年度)は約6割だったものが、13年度には約9割に急増している。再エネへの期待は更に高まっている。(資源エネルギー庁「エネルギー白書2014」より)

化石燃料への依存増大

既述のとおり、日本の一次エネルギーにおける海外からの化石燃料依存度は、震災直前(2010年度)の81.8%から12年度には92.2%となり、化石燃料の輸入増加は、エネルギー分野にとどまらず、我が国の経済上の問題となっている。

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