ドイツからエコ便り

世界で急増中のリペアカフェ 「修理の楽しさ」が身上

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壊れたパソコン、オーディオ機器、コーヒーメーカー。昔は販売店に持ち込めば、安い修理代で直してくれたものだ。「修理するより新品を買うほうが安い」が常識になったのは、いつからだろうか。そして他に選択肢がないという理由で、私たちが罪悪感いっぱいで電化製品を使い捨てするのに慣れてしまったことも。

そんな現代人のジレンマをすっきりと解消してくれるのが、全世界で急速にネットワークを拡大している「リペアカフェ」である。壊れたモノを最寄りの「カフェ」に持ち込めば、修理が可能である限り、ボランティアが無料で直してくれる。2009年にオランダのマルティーン・ポストマさんが活動を始め、11年から海外にもコンセプトを輸出、同時に財団化した。

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